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4月9日   「R・ClassicS」


bespoke classic
六義RIKUGHI
Art&ClassiC
Life is your Art

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R・クラシックス

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我らClassicHaberdasherメンバーのために1960年代に織られたハウンドツースのヴィンテージリネンで仕立てたクラシックポケットスクエア、
コレはかなり不思議なリネンで、タイトに織られていて肉厚、
しかも何故かキャバルリーツイルのように「弾力性」がある、リネンのくせに皺が寄りにくい、
それでいて糸が良くしなやかでこのまま無造作に挿しても胸元で豊かに花開く、、、
不思議なリネンです、
このリネンなくしては私の考える「クラシックポケットスクエア」は生まれなかった、)R・Classics


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六義の六周年、ClassicHaberdasherの一周年を控えて、以前から思い続けていたことに手をつけていこうと思いました、
それは、生涯の愛用に足ると私自身が考える「クラシックアイテム」のひとつづつを残しておこうというものです、



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「クラシックアイテム」というのは、男が生涯愛せて、いつの時代にも古びない「スタイル」があり、男の日々の生活を愉しくしてくれるモノです、
そして、コレは雑誌やブランドの品揃えでよく囁かれる「定番」というのとは根本的に違うと私は思っています、
シンプルで控え目なモノというわけではありません、「標準化」、「定形化」されたものは要はタダそれだけのものです、


生涯にわたって愛せるものには、むしろ、明らかに特別な「質、クオリテイー」が必要不可欠なはずです、


そして何より、
さんざ着こなしてきたその結果生まれたとか、人生色々あってその経験からコレだ、という極くパーソナルなだけに、深くシッカリとした「経験」から「評価」され「考え」られたモノであるべきです、



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1980年代以来(80年代がひとつの転換期だと私は思います、「質」を厳密に考えれば50年代)、男の「装い」がツマラナく、愉しくナクなったと感じるのは、どこかで「標準化」されてしまったからだと私は考えています、
(或る時、家人に「近頃、旅行に魅力を感じなくなった」とボヤイテいる自分に私は気づきました、、、「男の装い」だけでなく、あちこち飛び回っていると「アル時代」から世界中が「巧みに標準化」されていくのを感じとっていたからだと思います、、、この「市場原理」や「効率」を盾にとった「標準化」思想は、愉しさを巧みに装いながら実のところは「空虚」で、結局、今や「市場」そのものを陳腐化させてしまったように思います、、)



既製品やパターンオーダーだけでなく、多くの「ビスポーク」さえ結局「標準化」されてしまったように思えるのは私だけでしょうか、(私はもう、ヨーロッパには幻想を抱いていません、、)


この「思い」と「疑問」は、多分、装いが好きな人ほど、さんざんビスポークしまくった人ほどどこかで感じているのではないかと私は思います、


その根源は、多分、モノづくりをする側に「装い」を自分の「経験」から物語れる人が少ないことや、或いは「欲望」に満ちた「研究」をし続ける「凄み」がなくなったからに他なりません、



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さて、今回のクラシックアイテムは「ポケットスクエア」です、
「ポケットチーフ」のことを、正しくは「ポケットスクエア」と呼びます、別段、しなくとも困ることはありません、しかし、この四角形の小さな布切れは男のダンデイズムの「証し」でもあります、


「ポケットスクエア」を常に挿すということは、簡単に云えば余計な「手間」が生まれるということです、挿すならば何でも良いわけにはいかない、「装い」に合ったものを身につけたい、どれぐらい「覗かせ」れば良いのか、どう「挿すのか」にも悩まなければならない、、、

これを、「手間」と考えるか、或いは「愉しみ」と考えるかで大げさに云えば「人間の種類」が分かれると私は考えています、


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by momotosedo | 2010-04-09 14:47