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4月11日(桜)「100年素材」 Classic Stripes クラシックストライプ 2.限定1着







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21st Century
Elegancy





「CLASSICSTRIPES
title copyright 2009 MOMOTOSEDO, R.H.



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Vintage 1970`s English
60% kid mohair & high twisted 100`s worsted



モヘアは今と昔では、やはり違う、そのしなやかさが「格段に」違う、モノを知っているテーラーなら、そのことは痛感していると思う、

70年代のこのモヘアは、キッドモヘアとハイツイステッド(撚糸)の良い糸のsuper100`sで織られている、モヘアの混合率も60%で、今のものがせいぜい20~40%なのに比べると、贅沢な輝きがある、モヘアの質そのものも違うと思う、
そういう意味では、現行のものではなく、ビンテージの「これを」を探すべき理由がハッキリとある素材だと思う、

なにより、今のパリパリした手触りと違って、あくまでしなやかなのが良い、これからの季節の素材としては、この70年代前後に織られたモヘアは、私の一番好きなもので、シングルとダブルのスーツを揃えて、季節になるのを待ち望んでいる、

色もこの独特の墨の混じったようなダークなネイビーに、ブリックのサブデユード(目立たない)ストライプがあまり狭くない間隔で入っているクラシックなのが好みなのだ、モヘアの独特の光沢には、これぐらい控えめなクラシックさがちょうど良くて、男っぽいと思っている、


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モヘアの「光沢」は、シルクのそれとはまた違う、男っぽい格好良さに繋がるもので、ドライでザクっとした生地感が持つ光沢は、「クール」という俗語がまさしくふさわしい、

実際、モヘアスーツはちょっと男の伊達っぽい格好良さの代表として愛された、このスーツを伊達に、「クール」に着こなした男たちに私は、パリで、南仏のリゾートで、ロンドンのスノッブなナイトクラブで何度か遭遇している、それが記憶にこびりついているのは、そういう男たちが、なにしろカッコ良かったからに他ならない、
それが、この素材に拘りを持たせているのだと思う、

そういう良く「選ばれた」モヘアを着こなした男たちは、遊びなれた優雅さがあって、気取らない贅沢さを匂わせていた、何より女たちにとっては恋人に不可欠な「洗練されたヤンチャさ」というべき魅力があって、男から見ても友人にすれば頼りになると思わせた、




私は、このモヘアをスーツに仕立てるときにはカットも少しシャープにしている、そこには、そういう男たちを見てきた私なりの秘密と工夫と「シンパシー」みたいなものがある、












「100年素材」
「ヴィンテージ60%キッドモヘア&ハイツイステッド スーパー100‘sウーステッド  ビスポークスーツ」 
限定1着

(仮縫付き、フルハンドメイド)

¥360,000-(税込み¥378、000-)


*僭越ながら完全予約制です、お越しになる際には、eメールかお電話での事前のご連絡をお願いしております、

問合せ先 e-mail bespoke@rikughi.co.jp
phone 03-3563-7556
telefax 03-3563-7558



「S`Wonderfull、Marvelous、、、」


copyright 2009 MOMOTOSEDO, Ryuichi Hanakawa
by momotosedo | 2009-04-11 21:40 | ■100年素材


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